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気づきと癒し

私が子供の頃は、テレビでしか見れなかった、アマゾンや未開の地の探検。

ドキドキしながら観たのを覚えています。

時代は変わって、情報がみんなのものになり、移動も安価になって(子供の頃に比べるとね)誰でもどこでも行けるようになってきました。

知らない土地の大自然を探検する時、それでも何も知らない人だけで探検するのは危険も伴います。

ネイチャーガイドという方々を頼って安全に、そして自分たちだけだと辿り着けないようなところにも連れて行ってもらえるようにもなったのだと思います。


・あの場所に行くなら、この道を通ると行けるよ

・ここはこの後行き止まりになる道だから、遠回りに見えてもこっちから行きますよ

・この花は見落としがちだけど、この道を通るから見れるんですよ

・この蛇は怖く見えるけど、襲ってこないし、毒もないよ

・この蝶は綺麗だけど、毒があるから触らないでね


などなど、危険を回避することを知っていて、楽しみが増える情報も知っている。


心の旅も同じだと思うのです。

自分1人で深めようとしても、思いもしないところで苦しむことになってしまったり、見落としてしまうことがあったり、知らない間に袋小路にハマったり。

ガイドがいればそんな必要なかったり、自分だけでは行き着けないところに行けたりするのだと思うのです。


先日もそんなプライベートセッションでした。


「ありのままでいることを許すこと」、言葉にするとそうなんだなーと受け取れるんだけど、実際に「ありのままの自分」を丸ごと許すっていろんなプロセスを辿ることになるんだと思うのです。

許したくても「ありのままの自分」とやらがわからなかったり、どうやって許せばいいのか、その方法がわからなかったり。その道筋は本当に千差万別。人によって違うのです。

そして、その「許す」という深さも、どんどんと深まっていきます。


自分の中で何が起こっているのかわからないけど、涙が溢れ、体に振動が起こり、癒しが自然と現れる。

そんな時間をご一緒できるのは、とても貴重な体験です。何度体験しても、その宝物のような瞬間の素晴らしさに心が動きます。

それは思考では決して起こらない。体の感覚という”体感”と共に起こってしまう、奇跡のような時間です。


みんな自分の中に癒す力があり、そして自分でしか癒していくことはできません。

深く自分の内側に「気づく」ことを許すと、自然とその癒しのプロセスが現れるのです。いつでもそれを阻んでいるのは「思考」。


物事を理解するのはとても大切だからこそ、活躍させる思考。それはあくまでもツール(道具)です。

そしてその道具はみんなそれぞれ使い方に癖があります。”思考の癖”ですね。その癖を持っている必要がなくなるように、マインドフルネスではまず思考から離れてみる練習をしていきます。

その方法が、呼吸や、カウント、手の動き、歩くときの体感など、”今という瞬間”に気づける目印をつけ、思考が動いたら、そこから離れ、”今”の目印に戻るというもの。

それと共に日常生活の中、どんな風に自分の心が動くのか、思考が動くのかを、見てみる練習。


慣れるまでは、見ているだけのようで、そこに”ジャッジ”が持ち込まれてしまいます。だって今まで長い時間を、ジャッジを目印に、より良く生きようとしてきたのですもの。その習慣があっても当然なのです。だからこそ、”ジャッジ”は必要ないよと、何度も「思考」という道具を使って、自分を再教育していきます。


「感じる」→「自動反応」→「気づき」→「離れる」

その繰り返しをまずは練習する。

そこまでがストレスケアとしてのマインドフルネス。


それができるようになってきたら、今度はストレスを必要としない「今を生きる」のプラクティスが始まります。

その「今を生きる」のプラクティスの中で、自分への癒しが深まってくるのだと思うのです。自己受容って本当に深いんです。


それが起こると、「ふにゃ〜」っと体の力が思わず抜けてしまったりします。笑

だって、もう頑張らなくっていいんだもん。今まで握りしめていたものを手放すとそれだけで体なんてふにゃふにゃですよ〜。


そして自由になるのです。


自由って本当にどこまでも自由!

文字に書くごとく、”自ら”が「拠り所」となり、「いわれ」となり、「根源」となる。


その道筋は、ネイチャーガイドのように心の旅のガイドがいるからこそ。

コミュニケータートレーニング、深いわー!

っと再確認したプライベートセッションでした。


今後も楽しみ!





◉ありのままの自分に戻る時間◉

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◉心とからだのバランスをとり戻す◉

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