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cocoyogayukari

ありのままを見る勇気

最近よく目にするようになった言葉

「ありのまま」ってなんでしょう?


ありのまま......

「今の自分の在り方を取り繕ったり気負ったりすることなく」

というような感じでしょうか?


さてこの「ありのまま」ってまずは気づくことから

始まるんじゃないかなーっと思っています。

だって自分の「ありのまま」が分からないと

その状態でいることってできないじゃない?笑

だから、まずそれを知っていたいよね。


ではどうやったらこの「ありのまま」を知ることができるのでしょう?


私たちは、自分の「心」がそう思っているように感じていても

実は「思考」がそう考えているだけっということがあります。

特に、心に意識を向けるのに慣れていない思考がメインになっている間は

多くその状態になってしまいやすいと思います。


でも、それがいたらないっという意味ではなく、

私たちの社会生活の中では、「心」よりも「思考」が優位になることが多い。

だから、その習慣が染み付いてしまっているだけ。

だからこそ、新しい「心」にフォーカスを当ててみる習慣が身につくまでは

意識的に練習するといいですよね。


なんだか心がざわついてしまったり

居心地良く過ごせていない時、

どうしてもその「理由」を思考で探してしまいがちなんです。

そして「心」がそう感じているかのように思い込んでしまう。

思考って巧みに心のふりをするのが上手!笑

だって私たちと一緒に何十年も過ごしているんですもん。

誰よりも自分のことを知っていて、上手に心がそう感じているかのように

振る舞うんです。


あるいは「今の自分」に丸ごとOKを出せていないと

まるで「心」が望んでいるかのように

「こうでなくてはいけない」「こんな自分になりたい」

って思考が心の望みのようなふりをします。

自我の刺激、しちゃいまくってますね。

あははは。


でも、自分では本当に「心」がそう感じているように感じるもの。

しょうがないよね。

だからこそ、誰かと一緒に心の声を聞いてみるってとっても大切な時間なんだと思います。

心の声に耳を傾けるのに慣れていても誰かのサポートってとっても大切。

そして誰かと一緒じゃなくて1人の時間も大切だし

何かをするんじゃなくて何もしない時間も大切。


誰かのサポートがあることで

こんがらがって、無意識の領域で自分では見ないようにしているものを

見るきっかけができたり、勇気が湧いたり。


そして1人で過ごすことで

誰かに影響されたり、顔色を窺ったり、いい子やわかってる人として振る舞うんじゃなくて

素直に自分の心を感じてみるスペースを作る。

(初心者の間はこれが思考を巡らせる時間になってしまったりもするので無理はしないで♪

味わうんじゃなくて、答えを探したり思考が働いているのに気がつけたら

そこから離れるようにしてみましょう)


そして何もしない時間。

何かをしながら次のことを考えたり、準備したりと

慌ただしくしてしまうのが習慣になっていたら意識的に

この何もしない時間を持つことで

何をしてもしなくても、自分の命そのものに価値があることを味わい

気づく貴重な時間になると思うんです。

私たちは、何かをしているから充実しているっとか

役になっているとかってなりやすい。

でも何もしなくても、命がそこになるだけでもうはなまる!

それだけでいいんです。

ただ、今それが感じられなくなっているなら

ちょっとお休みして、感じる隙間を作ってみるといいよね。


ありのままって、何も変える必要がないんです。

「よい」ありのままもないし、「悪い」ありのままもない。

そこに「よい」とか「悪い」とかって作ってるのは

今までの経験や見聞きしたことをベースにして価値観を基盤にして

思考が作り出しているんです。


今感じているものがどんなものでも、そのままに感じてみよう。

それが「自分の嫌いな自分の性格」からくるものでも

「そんなんじゃダメだ」っと反応してしまうものでも、丸ごと感じてみよう。

それにOKを出してみよう!っという所から

ありのままでいるっということが始まると思うんです。


時には勇気がいるかもしれない。

だって、自分は「惨め」だって思ってたり「被害者」だって思ってたり

「未熟」だって決めつけてたりしたら、そんなの見たくないじゃない?

そしたら、そのありのままを見ないから、誰かのせいにしちゃうのよ。


でも見るから、それは勘違いだったってわかる時が来るんだと思うのです。

ある日、あれ?私被害者じゃないぞ!

ちょっと見方が偏ってただけなんだな!とか、

あれ?惨めじゃないぞ!全体像が見えてなかっただけなんだな!って具合です。


そう。

全体像が見えたら、そんな風に思っているのは自分だったっということに気がつける。

でも何かを見ないでいたら全体像も見えない。

だから思考であれこれと自分を納得させたり、誤魔化したり、正当化したりしないと

心がもたない。

そんな苦しいことはする必要ないのにねー。


大丈夫。

あなたはありのままでいるから輝く命そのものなのです。

取り繕う必要も、頑張る必要もないよ。

背伸びする必要もなくて、等身大のそのまんまでいいんです。


初めの一歩は勇気がいる場合もあるかもしれない。

だからこそ、誰かのサポートを得て

少しづつ見ていく勇気を持ってみれるといいなーっと思うのです。


完璧って完成形ってことではなくて

そこへ向かう完璧なプロセスの中にいますよってことなのじゃないかしら?

私たちの命は完璧。

でもそれを忘れてしまっているから、それを思い出すプロセスを歩んでいるだけ。

それはみんな違うプロセスで何も遠回りも間違いもない。


これを勘違いしてしまうと傲慢になってしまったり

飾り付けてしまったり、疲弊してしまう。

シンプルさの中に、完璧なプロセスが見えて来ますよー。






◉ありのままの自分に戻る時間◉

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