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cocoyogayukari

スタートは自分

更新日:12月2日

誰かのために生きるのをやめて自分のために生きよう!

というのは、「決して自分勝手に生きていいじゃん」ということではありません。


・自分がそうしたいと思ったのだ

・自分がそれが良かろうと思ったのだ


ということだと、軸の焦点を「誰か」から「自分」に戻してくることだと思うのです。


きっといろんな所で目にすることのある、「他人軸から自分軸へ」なのですが、これが理解するのが難しいという声もよく耳にします。


なので、今日は日常にある場面で見てみようと思います。


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例えば;

<夕飯の支度をするという行為>

家族の栄養や好みに合わせて料理を作る


<他人軸の場合>

・美味しいと喜んでくれないと、気分が滅入る

・予定が変わっていらないと言われたら、「早めに言ってよ!」とカチンとくる


→あなたのためにやっているのにという気持ち、私だって疲れているのに....などなど

感謝が欲しい、労って欲しい、なんなら「いつもありがとう」のひと言くらいあってもいいんじゃない?、当たり前だと思ってるよね!という不満が溢れてきちゃう


・美味しいねと褒めてもらって、気分が上がる

・毎日作ってくれてありがとうと、忙しい中の行動を褒めてもらう


→褒めてもらうことで「自分の価値」の確認になってしまい、褒められなかったら...という執着ができてしまう。褒められることを目指してしまうので、頑張ることを自分に強いてしまい、頑張りすぎてしまったり、頑張っていない人を認められなくなってしまう....


<自分軸の場合>

・「自分」が家族の喜ぶ顔を見たいのだということを知っている

・「自分」が家族に健やかでいて欲しいのだと願っていることを知っている


→「喜んでくれたら、私も嬉しい」という感覚、特に反応がなくても、「自分の喜び」「自分の願い」が行動のスタートにあるので、振り回されることがない


・予定が変わったのに伝えてもらえなかった

・好みが違って、食べたくないと言われた


→「私」の行動の便宜のために「私」が知っていたかったのだと、相手の行動を原因とせず、「自分の希望」として、「自分」が受け入れることができる

→「自分」で「自分の希望」を受け入れることができるので、誰かを責める必要がなくなる

→伝えてもらえると「自分が助かる」「自分がありがたい」のだということを、「正論」を振りかざさずに伝えることができる


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いかがでしょう?

食事の支度一つを例にしても、自分軸だと、誰かを責める必要がなくなってくる様子、見てとれるでしょうか?


自分軸であるということは、また「結果」への執着からも自由になれるという例も一つご紹介してみたいと思います。


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例えば;

<何かにチャレンジするという行動>

新しいことを学び始める


<結果軸>

・理想のペースで学びを進めていけないと、自分には向いていないと落ち込んでしまう

・学びから得られる「結果」を誰かと比べてしまい、自己否定をしてしまう


→学ぶことの楽しさでスタートしても、思い描く結果が得られないことで、学ぶこと自体が心の負担になってしまう


・しっかりと「結果」や「成果」が得られないといけないと思っている

・学んだ「後」にそれをどう使うかに重きが置かれてしまう


→学ぶことよりも、それから得られる「結果」を使うことに執着してしまい、損得という物差しを用いてしまい、学び自体の体験が置き去りになってしまう


<他人軸>

・せっかく学んだことを勧めても受け入れてもらえないと、カチンとくる

・頑張っていることを褒めてもらいたい


→自分が良いと思ったことを、同じように「良い」と言ってもらえないと、わかってもらえない、否定や拒絶をされたと感じてしまう


<自分軸>

・自分の「それってなあに?」という好奇心から始まっているので、結果に執着がない

・思うように学びが深められない


→「結果」ではなく、学んでいるそのプロセスを楽しむことができる。楽しんでいるのでその学んでいる対象への好奇心がさらに刺激され、「努力」という力みが生じないので、より理解が深まりやすい


・何かの為ではなく、自分の好奇心で始めたことを知っている


→誰かに認めてもらう必要がない。軽やかにその魅力を満喫しているので、周りの人にもその魅力が伝わりやすい

→他の人が興味を持ってくれなくても、自分の好奇心が満たされているので、気にもならない


・興味があって始めたので、興味がなくなったらやめても良いと知っている


→「誰かに何を言われるか...」「せっかく始めたのに、途中で投げ出してはいけない」「お金をかけて始めたのだから、勿体無い」などの価値観ではなく、自分の体験、自分の好奇心をベースにしているので、そこへの渇望がなくなったら、自然に満足ができる


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いかがでしょう?

「他人軸」にプラスして「結果軸」まで登場しました。(笑)

「自分軸」との違い、なんとなく伝わったでしょうか?


「自分軸」すっかりと身につくと、本当に軽やかにいろんなことへのチャレンジ、毎日の生活のなんでもないこと、その両方がただ楽しくなって参ります。


なんなら私、来年は中医学に手を出してしまいそうで、最近楽しくなってしまっております。えへへへ。

中医学、テーラワーダの時もそうだったのですが、私にとっての難関は「漢字」!もう、出てくる漢字が難しいんですもーん!

テーラワーダの時もそうでしたが、雰囲気だけで読んでしまいそうです。わははは。

しかも、中医学、深いから!もう沼ですから!

瞑想も、ヨガも仏教も、沼ほどの深さですが、中医学もそうなのですよ。


沼、もう一つ増やしたい?っと自分とコミュニケーションしている最近でございます。


おっと、話が逸れてしまいました。

そんなわけで、今日は「自分軸」、そして「自分の気持ち」がスタートだということを忘れないでいられると、物事って複雑にならないのですよというお話でした。






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