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cocoyogayukari

全ての人の中にあるもの

Happy Holidays!

世の中クリスマス一色だった一昨日と昨日、皆さまはいかがお過ごしでしたか?

子供が小さい頃ってクリスマスが一大イベントだったりしましたが

今年の私はあんまりクリスマス感がなかった。笑


自分が子供の頃は、クリスマスといえば「東方の三賢者」の劇を

毎年教会でしてたのを思い出します。

教会に縁のない人はあんまり聞いたことないかしら?


キリストが生まれることを星の動きを頼りに

遠くの国から3人の賢者(占星術師や魔術師とも訳されます)が贈り物を持って

その誕生を祝うためにやってきたっという新約聖書に書かれている物語です。

子供だった私は、個人的に新約聖書よりも旧約聖書の方が物語っぽくて好き立ったのですが

毎年この物語を子供たちで劇をするので

子供の頃を教会で過ごす時間が長かった私は、もう細胞にまで染み込んだと思う。笑


さてさて、賢者たちが持ってきた贈り物、黄金と乳香、没薬。

古い時代では黄金の意味するところは「王」や「完璧さ」の象徴とされていました。

後の二つはなんと香り!

乳香とはフランキンセンス、そして没薬とはミルラです。

やだ!どっちもウチにある!笑


なんでしょう、やっぱり細胞に刷り込まれていたのかしら?あははは。


子供の頃、教会で過ごす時間が長かったのは

今のように学童っというのが私の育った地域になく

教会でその役割を担ってくれるところがあったからで

お家としては、日蓮宗。

両親は八百万の神様がきっと見守ってくれているだろうけど

特に宗教に興味のないっという典型的な日本人。

便利さを優先しての私の教会預かりだったのですが

その教会での習慣の中に「祈り」と「瞑想」がありました。

ちょっと感の強い血筋だったのもあり、その頃に変性意識を体験し

その中で体験した「神様との対話」。

その時に神様から伝えられた言葉が今でも大切なものとなっているので

ここでご紹介してみます。

(やばい!なんか変なスピ系に見えちゃいそうですが、至って現実主義ですのよ!)


教会では「キリスト教以外は邪教」っと教えられています。

が、その変性意識の中で神様は「それは政治的な大人の都合で言われるようになっただけ」っと言っていました。

「どの宗教も同じことを言っているから、どれでも一緒。

大切なのは、盲信して誰かに預けてしまって自分の生を生きるのを放棄しないこと。

愛を大切にし、慈しみを持って人と接することが大切。

自分を愛し、自分以外を愛すること。

自分の我儘で誰かを犠牲にすることのないように律しなさい。

そして世界は愛で満たされていることを信じて行動できるよう、心を律しなさい。

神様はどこかにいるのではなく、それぞれの中にちゃんといますよ。

宗教の違いというのは、誰が伝えたかの違いだけ。

だから、いろんな宗教の教祖と言われたり神と称えられたりした存在はみんな仲良しで

大人たちが言っているように、キリストや父なる神以外は悪魔なんてことはないよ。

安心してね」っという内容でした。


ティーンエイジャーになって、子守りをしてもらう必要がなくなり教会に行かなくなって

すっかりそんな世界観から離れ、

大人になってヨガやテーラワーダ仏教を学んで

子供の時のこの対話が「そうだよねー」っと実感が伴ってきました。


みんなの中に「仏性」がある。

尊い「慈しみの心」って生まれながらに誰もの中にあるんです。

それをみんなが大切にできたら、誰も誰かから奪ったり

足りなくて誰かに貰ったりする必要なんてなくなります。

みんながそれぞれを大切にし、余剰分を必要な人に分け与え合う。

誰も誰かの評価を必要としていないので、みんなが心の独立をしていて

心を育む素敵な影響を与え合う。

きっとそれが本来の姿なのだと思うのです。


その本来の姿がわからなくなっているから

何かに縋りたくなるし、足りないから努力しなきゃと自分を急き立ててしまう。


本来の姿を感じられたら、足りないものなんてなーんにもなかったっと

実感できちゃうものだと思うのです。

今の社会の中で育ってくる中、こんがらがった心の糸を解き

本来の姿を感じられるようになるのに

思考から離れて、

自分を守ったり利益につながるために何かを知ろうとしたり、

ジャッジしたりすることをやめて

ただ今を感じ続けるマインドフルネスの瞑想や生活習慣が

サポートしてくれると感じております。


宗教って本来は生きる道を照らす哲学。

神様に縋るためのものじゃないよねっというクリスマス明けの投稿です♡






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