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cocoyogayukari

感じるマインドフルネスお泊まり会@函館 報告③

昨日の続き、『感じるマインドフルネスお泊まり会@函館』でございます。


いつもそうなのですが、振り返って書いてみることが、

私にとって体験を消化していく良い作業だと感じています。

誰かのためにアウトプットしているようで、自分にとって大切なことを繰り返し

お伝えしたり、書いたりすることが自分の確認のためだったりするのですよね。

「もうここからずれないぞ」という表明を毎日のようにできる

お仕事にも感謝が自然と湧いてくるというものです。


ということで、もう少しお付き合い頂けたら嬉しいです!


さて、3日目の朝も歩く瞑想からスタートいたします。

こちらの写真は、まだ自室で朝の準備をしている時に見えた光景。


美しい!!

と思わずパパラッチした一枚です。笑


一人、みんながまだ朝の準備をしている時間に早めに芝生の上で歩く瞑想をしておられました。


彼女はコスモフルネスのメンバーでもあり、努力家です。今回のお泊まり会での体験も、しっかりと味わおうとチャレンジされている様子を見ていて、日々自分らしくある為に受け取っている体験があるんだろうなと感じました。




わたくしはというと、実は体調万全完全復帰!の状態で函館入りできた訳ではなく

まだ所々に筋肉痛のような痛みが残っているのですーという

ちょっと疲れも出やす状態でした。

連日の温泉と、クラスに臨むという機会が多いことで自分を整えられていること、

瞑想実践の時間をみんなと共有することで自然とハートが開く時間が長いことで

体調は日々回復していたのですが、3日目の朝はクラスをするには、

まだもう一歩!「自分の中にしっかりといる」というのを取り戻す必要を感じました。


なのに、クラス開始時間ギリギリになってしまったー!

えへへへ。

ということで、まず一言目を発する前にほんのひと時、自分と繋がり、

ハートを感じ、開き、全てを委ねる意図を確認し、その感覚を感じてから

「おはよー」の一言を出すようにしてみました。

こういう時には、積み重ねた経験が味方になってくれます。

経験よ、ありがとう!


この日も少し体を動かし、体とコミュニケーションを取ってから、歩く瞑想の始まりです。

この朝も、八幡宮までお散歩のように歩く瞑想をする予定だったのですが、

ここでも予定を変更。

芝生の上での歩く瞑想にしてみました。

それぞれが感じる方向に一歩を踏み出す。

新しい体験が続くことで、ついつい気が上がりな「気」も、足をしっかりと感じながら歩くことでちゃんと地に足がついてきます。

無意識に歩いていると、その一歩がどこに向くのか自分では選択ができない。

でも、意識的に自分自身として歩くと、次の一歩をどう出すか、どんな一歩にしてみるかという選択ができるようになります。

自然の中で歩くことで、無理なく、風を感じ、音を感じ、ひんやりとした空気が肌の感覚や呼吸を感じやすくしてくれ、五感という外の刺激を感知する感覚の窓が開いてきます。

自分の内側を感じるのと同時に、外側を感じる。

瞑想は、自分の内側に籠る、心の引きこもりではなく、自分らしく今に生きるための道標だということを、体験を通して感じやすくなるのではないかと思うのです。


一人一人に声をかけ、自然と起こる反応を、時にはただ見守り、時には一緒に寄り添い、

溢れる涙があっても大丈夫。ただそこに今まで握りしめていたものが、もういらないという自分の内側からの反応もそのままに、安全な場所で、「等身大の今の自分」と共に行う歩く瞑想。


瞑想中に、思考があってもいいんです。それに気づくということが気づきの瞑想。

自然と離れていく時もあるし、自分で意識的にその思考から離れる選択をする時もある。


外での歩く瞑想の後は、お部屋に戻って、座位での瞑想実践です。

贅沢な瞑想三昧の朝です。笑


そして、ブランチ。

なんと色とりどりのお弁当!

目からの刺激に、心が動いているのを感じました。


昨夜のクラス後から続いているサイレントのワーク。

その中で歩く瞑想や、座位の瞑想でより繊細になった五感を丁寧に刺激されるとっても素敵な美味しいお食事でした。


このお弁当も当初は、違うタイミングでご用意する予定だったんです。

それを直前に変更してくれた素晴らしい感覚の持ち主のMiyuちゃん!

彼女にコーディネートをしてもらえて本当によかったー!とここで改めて

彼女のキャッチ力に、感服いたしました。



ブランチ後、休憩を挟んで、最後のクロージングサークルです。

最後にみんなでもう一度「今の自分」を感じ、シェアの時間をとりました。

半日、言葉を発さず、深く自分と共に過ごした後、今自分が何を感じているのか。

このお泊まり会を通して、どんな体験を受け取ったのか。

みんなそれぞれ。

同じように感じることもあれば、あーそうなんだなーと言葉で聞いて初めて知れることもある。

誰かと一緒に体験をするということの醍醐味です。


ついつい、瞑想というと坐禅を組んでいるイメージがあると思いますが、

体ってみんな一人一人違います。

自分にとって、心地よく座っていいんだと体感をしていくと、どんなポジションで座るのが

背骨が伸び、体の痛みにとらわれる事なく座れるのか、ちゃんと「自分の姿勢」が見つかります。その見た目が誰かと違ってもいいんです。

自分らしく座れていれば、それがいいよね!



初日、「はじめまして」のメンバーと過ごす3日間への緊張や、どんな体験をするのかがちょっと怖かったり、楽しみだったりの強張った表情から、穏やかで、柔らかく、その人らしい表情が現れるようになった3日目。


次回は5日でやりたいたい!という欲が私の中でムクムクと現れた時でもありました。

(バリでは5日間でやってたのです。だって3日目から深みが増すんですよー)



誰かに ”見られる” という無意識に作り続けた ”自分像” から、自分らしさが滲み出ていて、美しい!


そういえば、3日目の朝の歩く瞑想前の ”ヨガ未満” 的に体を動かしている時に、長年どうしてもヨガのクラスで、指先まで力が入り、不自然な体の使い方になってしまう方が、無駄な力みがなくなって、それでも指先まで意識が届き、気が巡っている様子に、オットー!と驚いたりもしました。


たくさん、涙を流したり笑ったりしたんだなーというのがわかる表情だったりね!笑

泣いてもいいし、笑ってもいい。悲しんでも、喜んでも、なんなら怒ってたっていい。


今回初めてマインドフルネスに触れて下さった方は、疑問が残っていていい。

マインドフルネスってなんだろう?

自分らしいってなんだろう?

今にいるってなんだろう?

そんな疑問が持てたらそれが大きな一歩だと思うのです。


そして自分を生きるということに好奇心を持ち、問い続けること、それがマインドフルネスでもあるんじゃないかな。




ご参加いただいた皆さま

素敵にコーディネートをしてくれたMiyuちゃん、ありがとうございました。


たくさんの体験がご自身に馴染んでいくまで、どうぞ自分自身に慈しみを向けてみてください。


そしてまた来年、お泊まり会でお会いしましょう!








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